ココロンはかせの子育てゼミナール 第一回【完璧な親でなくていいんです〜心の栄養〜】2012年5月号

ココロンはかせの子育てゼミナール 第一回【完璧な親でなくていいんです〜心の栄養〜】2012年5月号

 

はいはい、みなさんこんにちは。

 

子育てを楽しんでおられるかな?

ぬほほほほっ。

 

なかなか、てこずっておる方もいるようじゃ。

まずは肩の力を抜こうじゃないか。

 

必死になって育児書を読んどる方、

感心じゃ。

よく頑張っとる。

立派じゃ。

 

じゃがそれが

空回りしとるひともおるようじゃの。

 

知識を増やすことばかりに労力を費やして、

マニュアル通りにできたときのイメージばかり膨らんで、

 

おおっと、危ない!

 

頭でっかちになって、

転んでしまった。

 

一生懸命に頑張ったのに辛いのう。

 

思うとおりにいかず、

大きな声で叱責してしまったり、

難しい顔や困った表情ばかりになってしまったり。

 

とっさに手をあげてしまい、

泣き疲れて眠ったこどもをみて

 

“ごめんね”

 

と今度は自分が泣いとる。

かわいそうに。

 

養育者にも心の栄養が必要じゃ。

 

心の食べ物のことを心理学では

ストローク

という。

 

心の食べ物には

良いものと

悪いものとがある。

 

心にいいものとは、

嬉しい、楽しいというような

心地よく感じられる刺激のこと。

 

愛される・感謝される・褒められる

といった、

自己存在価値や、

 

自分の人生を生きていることを実感できること。

これをプラスのストロークという。

 

心に悪いものとは、

悲しい・辛い・腹が立つ

というような、

感じたくない刺激のこと。

 

嫌われる・責められる・馬鹿にされる・邪険にされる

といった

自己存在価値を否定、もしくは低くみられること、

自分の人生を自分で生きている実感を持てないこと。

 

これをマイナスのストロークという。

 

人間はプラスのストロークが足りないと

幸せを感じられない。

 

プラスのストロークが足りない状態で、

子育てをするのはなかなか大変なことじゃ。

 

マイナスのストロークがたまりすぎていると

自分が放つマイナスのストロークで

こどもの心も一緒に暗闇に飲み込んでしまうやもしれない。

 

そうなる前に

プラスのストロークを自分にためよう。

 

それにはまず、

育児書を手放してみることを

わしゃ、提案するぞ。

 

子育てをいろんな人に聞く、

それもいい。

 

じゃが

それに振り回されてしまっているなら、

 

人に相談するのも一度休憩して

 

「辛い・寂しい・疲れた」

 

と心にたまった、

マイナスのストロークの言葉を声に出し、

誰かに話そう。

 

甘えよう。

 

アドバイスをもらうのではない。

 

「よく頑張ってきたね。」

と受け止めてもらおう。

 

「うん、うん」

とうなずいて、

 

ただただ、

受け止めてもらおう。

 

人はあなたを責めたりはしない。

 

“信頼してくれたからこそ話してくれた”

 

とほとんどの人は思うはずじゃ。

 

言葉をちゃんと口にして人に言えただけで

充分、いい養育者じゃ。

 

なぜならそれは、

 

“なんとかしたい”

 

という気持ちの表れなんじゃから。

 

そうすると少し、

プラスのストロークがたまる余裕が生まれる。

 

そしたら、

自分のマイナスのストロークの言葉を

受け止めてくれた相手にこう言おう。

 

「ありがとう」

 

“ありがとう”

は、言葉のプラスのストローク。

 

相手にプラスのストロークをひとつ、

あなたは与えたことになる。

 

そうすると相手は気持ちよくなって、

あなたにまた、

プラスのストロークを返したくなる。

 

きっと

 

「いつでも話して。」

 

などと言ってくれるじゃろう。

 

するとあなたは

その優しい言葉が胸に染み、

 

温かい気持ちになって、

言葉のプラスのストロークがひとつたまる。

 

こうなれば

 

『プラスのストロークスパイラル』

 

という、

ハッピーロードのスタートじゃ。

 

 ん?

 

『プラスのストロークスパイラル』

とは何かって?

 

それは次回のお楽しみじゃ。

ぬほほほほっ。